かわゆいカメ達

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zoom RSS クモノスの体温について

<<   作成日時 : 2007/11/24 21:31   >>

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今日はクモノスの体温についてです。

恥ずかしながら、、今までリクガメの体温について
きちんと考察したことがなかったです。
飼い主としてはダメダメです。。。

で、まずは、以下リンクをご参照ください。PDFファイルです。
http://www.gli.cas.cz/seh/files/bonnensis/095_Moroni.pdf

私は根っからの理系人間で、語学はちょっと苦手なので、
読み方が甘い部分があるのですが、、
(以下にもし間違いがあるならご指摘ください!)
平均温度が24度〜31度の領域を作って、クモノスたちの動きを観察し、
♂と♀とで、時間系列でもって、どの領域にいるか、体温はどうか?
を考察しているものと思います。

その中で
「preferential body temperature (around 31-32°C)」
という部分で、クモノスの適体温が31〜32度あたり、
というのが分かります。
(”preferential”というのは適したという意味だと思います。)

また、♀の方が♂よりも高温を好む、というのも面白いですね。
♂の体温は24.84度〜32.38度、♀の体温は25.19度〜33.33度
の間で、1時間に1〜2度ずつぐらいのゆっくりしたスピードで、
体温が変化していますね。

以上を考慮すると、、クモノス飼育温度に関しては、
温度が24度〜34度ぐらいの勾配がある環境を用意してあげて、
好きな場所を選べるようにしてあげると自分で適温を探して移動してくれる。
ということになりそうですが、、良く考えると、自然下と飼育下は違うので、
亀が病気の場合やベビーの場合は?
ホットスポットの温度がどれくらいがいいのか?
夏場で24度ぐらいの領域を作れないときはどうするのか?
湿度との関係は?等、、難しい問題もあります。

また、他の種の亀の場合はどうなんだろう。。。
例えばヘルマンやホルスやギリシャの場合は、、、
私の飼っているパンケやビルマホシの場合は?。。

こういった研究がリクガメ全種で行われ、
少しでも飼育環境をより良いものにすることができると嬉しいなぁと
思います。

で、この論文を読んで、しんちゃんの甲羅の温度を計ってみました。
体温ではなく、甲羅ですが。。
体温というのは手足とか頭とかで測ればいいのかなぁ。。

以前、ねーる☆彡さんのブログで紹介されていた、サーモガンを使っています。

画像

卍型で寝ているしんちゃん。。。

画像

サーモガンで、お尻の部分の甲羅を ピッ!

画像

31度でした。

適体温が31〜32度ということは、ケージ全体が均一30度で
ホットスポットもないような環境で飼育し続けると、
そこにいるクモノスは一生、体温を適温にもっていくことができず、
逆に、ケージ全体が均一34度だと、ずっと体温が適温以上に上がったまま、
という恐ろしい結果がくるものと思います。

設定温度が高過ぎる場合、体全体が浸かる水入れがあれば、
そこに入ることにより、体温の調整もある程度は可能だと思います。
このことも考慮して、我が家では全ケージに体全体が浸かる大きさの
水入れを用意しています。

論文におけるクモノスの体温の時系列による変化をみると、、
温度の勾配もできないような狭いケージで飼育することや、
リクガメを急激な温度の変化にさらすこと、つまり
 ・高すぎる温度での温浴
 ・ケージと外の温度差大きいときに外への放流すること
 ・サーモの昼夜の設定温度の差が大きい場合の消灯後の温度の急激な低下
等が危険であることがわかります。

亀は環境を選ぶことができませんから、
飼い主が用意した環境が間違っていても、耐えるしかできないのです。

飼い主はほんとうに注意して環境を用意してあげないと、
間違った環境で亀さんが非常な苦しみを味わって弱り、死に至る。。。

そうなると、今も、マダガスカルにいると思われる、しんちゃんの親亀に
申し訳がたたないなぁと。。
親亀はそれこそ、命を懸けてしんちゃん(卵)を産んだのだから。。。

と、ちょっと長くなりましたが、、

大切な大切な命を預かる、、飼育者の一人として、、
より良い飼育環境を構築すべく自分自身で気を引き締める意味も含め、
今回の記事を書きました。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
体温なんて考えたこともなかったです(^∀^;
またまた参考になります。
これを参考にもう一度ケージの温度が適温か見直してみます!!
kikilala
2007/11/25 01:10
おお〜なるほど〜♀の方が♂よりも高温を好む、
♂の体温は24.84度〜32.38度、♀の体温は25.19度〜33.33度の間で、1時間に1〜2度ずつぐらいのゆっくりしたスピードで、体温が変化しているんですね〜なるほど勉強になりますね〜。ありがとうございます。僕はここまで考える事はおそら〜くこの先も無いかも?しれませんがそこはBJさんとゆう強い味方が(、、おいおい、、ぶらさがんなよっ!)いてくれますので大変勉強させていただけます。うちはアル,ディディとおそらく♂、♀二匹いますのでたしかに最近はいっしょに寝てることが少なくなってきました。やはり♂、♀の温度などの好みの違いでしょうか?以前ねーる☆彡さんが紹介されていたサーモガンBJさんも購入させてんですね?僕もほしいです。(、、、っておいおい、、マネとぱくりばっかじゃないかっ!笑)
kajikaji
2007/11/25 10:41
う〜ん???
カメの体温なんて思ったことも考えたこともなかったです。まさに青天の霹靂!!!
本当はこういう事もちゃんと考えてあげないといけないんですね。
なんかすごいショックを受けました。
カメ達のよりよい生活環境を作る為の良い勉強をさせて頂きました!!!
流れ星
2007/11/25 16:52
私も体温なんて考えたこともなかったですよ。バスキングライトや温度勾配はやはり重要ですね。
サーモガン、なかなか良いですねぇ。
ポンスケ
URL
2007/11/26 11:24
勉強になります。。カメの体温は気にしたこと無かったです。
やはりケージ内での温度勾配ですね。うちのカメ達がバスキングしないのは、ケージの温度が高すぎみたいです。一番低いとこで30℃くらいになってた。難しいですね。。
moro
2007/11/28 22:57
kikilalaさん、こんにちは。
亀さんは変温動物なので、体温って凄く重要なんですね。私もあらためて今回論文を読んでそう感じました。ビルホシでも、こういった研究がなされるととてもありがたいですね。
メロンちゃんもあんちゃんも、きっちり体重を伸ばしていて、調子よさそうですね。
BJ
2007/12/09 16:20
kajikajiさん、こんにちは。
そうなんです。♂と♀とで違うのですね。この論文を見るまでそんなこと考えたこともなかったです。♀は体が大きいので、温まるのに時間が掛かるってこともあるかもしれません。また、卵を生成するのにも関連しているみたいなことが書かれていました。飼育情報が少ないクモノスで、こういった研究がされていたってのはとても心強いです。この論文を見つけたときは、嬉しかったです。
サーモガンは、この論文を見た後、どうしても、自分で飼育環境の温度や、体温を知りたくて、購入しました。ねーる☆彡さんに感謝です。私も真似とパクリばっかりです(笑)。
BJ
2007/12/09 16:23
流れ星さん、こんにちは。
私も、亀の体温について、きちんと考えたことがなかったです。ですので、この論文を発見したときは、私も晴天の霹靂でした。こんな研究がされていたなんて。他種でもこういった研究が進むといいですね。
リクガメの飼育技術はまだまだ未完成ですし、人間が考えもしなかった要素がまだ他にもたくさんあるものと思います。リクガメ飼育は深いです。そして、飼い主はたくさんのことを知らなければならないと思いました。
BJ
2007/12/09 16:26
ポンスケさん、こんにちは。
私も、亀の体温について、きちんと考えたことがなかったです。ですので、この論文を発見したときは、私自身、驚きました。こんな観点で研究をした人がいるってことが驚きでした。
温度の勾配は絶対的に重要ですね。広いケージを用意しろ、と言われるのもこういった理由からだと思います。サーモガン、面白いですよ〜。いろいろ計っちゃいます。
BJ
2007/12/09 16:27
moroさん、こんにちは。
私も、亀の体温について、きちんと考えたことがなかったです。ですので、この論文を発見したときは、私自身、驚きました。
温度勾配は大切ですね。うちもなかなかバスキングしません。これは、シェルター内にパネルヒーターをおいているので、バスキングするまでもなく、体温を上げることができるからだと思います。また、温度も若干高めに維持しているのも、バスキングしない要因だと思います。
BJ
2007/12/09 16:29

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